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宮古島の八重干瀬でダイビング! 一面のサンゴにキンギョハナダイが群れていてきれい!!

宮古島の八重干瀬は、透明度が高く明るい海に元気なサンゴが一面に広がり、その上をたくさんの熱帯魚が舞う理想的なダイビングポイントです。

南風が吹く5月~9月ごろが八重干瀬でダイビングできるシーズン。北風が吹く秋から春は行くのが難しくなります。

現地に住む友人から、天候がおだやかな日をねらって前日に予約して、珍しく3月に八重干瀬でダイビングできた、というレポートが届いたのでご紹介します。

3月の八重干瀬でダイビングできた条件

ダイビングした日(2021年3月11日)のコンディションは、
・天候は晴れ
・最高気温24度
・東風4~5m
・水温22度
・中潮
・流れなし
・5mmスーツ+フードベスト

利用したダイビングショップ:アクアストーリー
利用したボート:カラカラ先生というショップの船に相乗り
30人乗り、更衣室とトイレ兼シャワールームがそれぞれ2つずつある

ロウニンアジが出た!! ハナダイだけではない「ハナダイアーチ」

 

8時15分にトゥリバーマリーナへ集合。池間島のホテルだったら、ショップに送迎してもらえます。

器材をセットアップして、全員がボートに乗り込んだら出航です。

最初のポイントは、宮古島から行けるダイビングポイントの中で、最北から2番目に位置しているという「ハナダイアーチ」。宮古島の北側にある池間島よりも、さらに北へ進んだ場所にあります。

1本目:ハナダイアーチ
最大深度 19.8m
透明度 20m
流れ なし
潜水時間 50分

キンギョハナダイやアカネハナゴイの数はポイント名からの想像以上!!</h3

出港から約30分で到着しました。

エントリーしたあと、船の下あたりの中層にて一旦集合してから、ダイビング開始です。
少し進むと、アカネハナゴイやキンギョハナダイの群れが目に飛び込んできました。ポイント名から、たくさんいるのだろうと思っていましたが、予想以上の数でした。

群れのすぐ下はアーチ型の地形。2人並んで通ると少し狭いかなというぐらいの、あまり大きくないアーチです。
アーチを離れて反対側に進むと、大きめの根が立ち並んでいます。イソバナが広がる岩場の下に潜り込み見上げると上から差し込む太陽で逆光になりシルエットが美しい。

各種のウミウシやロウニンアジも!!

視線を近くに移すと3~4㎝もあるような巨大なウミウシが居ました。ここではアカテンイロウミウシ、キイロウミウシ、コールマンウミウシに出会いました。

ゆっくり浮上を開始します。深度7~8mより上に行くと、再びアカネハナゴイやキンギョハナダイの群れが広がります。カメラを向けて群れを追いかけるダイバーと、逃げるハナダイ。深い青色の海に赤やオレンジがとても映えていました。

船に乗り合わせた別チームはロウニンアジを見たようですが、こちらチームは見られず。
外洋なのでマンタやナポレオンフィッシュなどの大物に出会える可能性も高いポイントなのだそうです。

白い砂地に点在する根を見て回る「ホワイトシティ」

1本目のハナダイアーチより少し南側に戻ってきました。深い青色だった水面は、白い砂地が透けて見える薄い水色に変わっています。
普段は流れることもあるポイントですが、この日はいつもより穏やかだったようで、流れはありませんでした。

2本目:ホワイトシティ
最大深度 12.4m
透明度 20m
流れ なし
潜水時間 45分

砂地にある岩の根は魚の群れが楽しめる

エントリーして着いた海底は浅めで12mぐらい。あたり一面、砕けたサンゴでできた真っ白な砂地で、ところどころに根が点在しています。その根に群がる魚をゆっくりと観察していきました。

主にいた魚はミスジリュウキュウスズメダイなどの小さな魚。メインの根に行くとノコギリダイ、岩陰にキンメモドキが群れになっています。ブリーフィング時にはスカシテンジクダイもいると聞いていましたが少ししか見ませんでした。

船の残骸やサンゴを隠れ家にする魚たち

根から根へ進んでいくと、巨大な箱のようなものが沈んでいました。近づいていくと船の残骸のようで、大きな扉も落ちていました。これらは魚たちの隠れ家になっているようで、私たちが近づくと漂っていた魚たちは扉の影などに身を隠してしまいます。

少し離れた先には大きめのサンゴの根があり、そこにはデバスズメダイがたくさん群れていました。デバスズメダイの青色がサンゴの上できれいに映えています。写真を撮ろうと近づくとサンゴの中に隠れてしまうので、アップの写真はなかなか難しい。

のんびりフィッシュウオッチングを楽しめた「ビーマクパナリ」

船上でランチを済ませ、2本目よりさらに南下して、この日のシメのポイントに到着しました。
「パナリ」とは沖縄の方言で、「離れ」という意味。ポイント名の由来は、ビーマクという名前の瀬から少し離れた場所にある、だそうです。

3本目:ビーマクパナリ
最大深度 17.0m
透明度 20m
流れ なし
潜水時間 40分

鮮やかな魚たちだけでなくコブシメのカップルにも出会えて期待以上!!

エントリーしてすぐ、水深15mほどの海底にはパンドラハナガササンゴの群生が広がっています。初めて聞く種類ですが、小さなモコモコした形状でかわいらしいサンゴでした。

そこから大きな根の周りをぐるりと1周、ゆっくりと進みながら楽しめたのは、ハナゴイやネッタイスズメダイ、チョウチョウウオ、クマノミなど鮮やかな魚たち。

途中インストラクターが見つけてくれたのは50㎝ほどある大きなコブシメ。ダイバーたちの目線がインストラクターの指す方へ集まっているとき、ちょうど真横にもう1匹のコブシメを発見。カップルだったみたい。眠っているかのように動かなかったので、近くに寄って写真を撮れました。
コケに似た色合いのまだら模様をしていたのですが、こちらに気付くと白っぽい色に体の色を変えて逃げてしまいました。

フィッシュウオッチングと撮影に大満足のダイビングでした。

後片付けはボートの上で

エキジット後は、ボートの上で各自器材の片付けと着替えを済ませます。
船は15時頃にトゥリバーマリーナに帰港しました。

新型コロナウィルスが流行する前は、港に着いた後ショップに行きログ付けと精算をしていたのですが、現在は感染対策のため港で精算をするようになりました。
その後そのまま港で解散し、本日のダイビングは終了です。

以上は、宮古島に住む友人からのレポートでした。

宮古島のサンゴ礁の八重干瀬でシュノーケリングやダイビングする方法

最後に、八重干瀬でダイビングやシュノーケリングする方法を簡単にご紹介します。

八重干瀬は陸とつながっていないので、ボートしかアクセス手段はありません。
このため、シュノーケリングショップやダイビングショップなど、マリンスポーツを扱うお店が開催するツアーに参加することになります。

南風の時期、春の終り~夏が八重干瀬へのボートが出やすい

ボートが八重干瀬に行けるかどうかは、風向き次第。

  • 高確率で行ける:南風が吹く5月~8月
    強い太陽光線もサンゴ礁の魅力を高めてくれ、まさにベストシーズン
  • 風向きが変わりやすく確率が下がる:4月と9月
  • 可能性低い:10月~3月
    この記事のようなケースは珍しいそうです。宮古島の北側にある八重干瀬は、南風の時期は宮古島で風や海荒れがさえぎられるのでおだやかです。一方、北風は八重干瀬に直撃するので、北風の時期は海や荒れやすいです。

八重干瀬だけに行くお店を予約するのがおすすめ

宮古島から潜りに行くダイビングポイントは、八重干瀬だけでなく、宮古島、下地島、池間島に合計400くらいあり、全ショップが八重干瀬に行くわけではありません。

絶対に八重干瀬は外せない!!あなたは、八重干瀬だけに行く「八重干瀬専門のショップ」に予約を入れましょう。
普通のショップは、夏は池間島、冬は下地島を中心にダイビングをしています。

流れが苦手な人は大潮の時期は避けたい

流れを遮る島が近くにないので、流れることがあります。
流れが苦手な人は、比較的流れのゆるい小潮から中潮くらいに行くのをおすすめします。スケジュール調整できるなら、大潮の時期は避けましょう。

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