世界の海でダイビング 水中写真やダイブサイトのおひろめ
世界中の海に潜りダイビングを楽しんでいます。見られる魚、海の特長ダイビングクルーズやリゾートでの毎日のスケジュールなどを写真を使って紹介します。
© 世界の海でダイビング 水中写真やダイブサイトのおひろめ All rights reserved.
ダイバーの大敵 船酔いと波酔いの対策とは?
ダイビングを始めたいけど、船酔いが恐いから、と尻込みしている人もいることでしょう。
ダイビングで酔うのは、船だけじゃないのです。原因はあの波!!
ダイビングを始めたい人や、波酔いに悩んでいるダイバーに、船酔いや波酔いの対策をご紹介します。
目次
ボートダイビングは船酔いしやすい
小さいフェリーや、遊覧船に乗っていると、どことなく気持ち悪くなってくるものです。
ダイビングで使うボートは、もっと小さいので、よく揺れます。ボートの上でタンクを交換しないといけないので、車に酔わない人でも、船酔いするダイバーは多いです。
浅い場所やライセンス講習中は波酔いに注意!!
また、3mより浅い所に1時間浮いていると、結構な確率で波酔いします。
スノーケリングだとOKなんですが、ダイビングだと、
海況が悪くうねっていると、10mくらいでも、うねりに揺られて気持ち悪くなります。
この条件で特に問題になるのが、ダイバーになるために最初に受ける講習。
浅い所で道具の使い方を練習します。ここで波酔いにやられちゃう人が多いんです。
船酔い・波酔いしない対策
そこで大切なのは、事前の対策になります。
楽しみにしていた講習や、初めてのボートダイビングでつらい思いをしないために、船酔い・波酔いしない対策を、一般的なものから、これ絶対!!という順に説明します。
十分な睡眠をとる
まずは、体調を万全に。体調悪いと、船酔い、波酔いしやすくなります。
また、眠かったり、頭が痛かったりすると、器材のセットアップやダイビングでミスをしたり、水中のトラブルにうまく対処できなかったりするかもしれません。
ワクワクするのも分かりますが、ダイビング前夜は、いつもより早めに寝ましょう。
前日にお酒を飲まない
お酒を飲むと、体が脱水気味になり、減圧症の危険度が上がります。
このため、PADIなどの指導団体は、ダイビングの前日にはお酒を飲まないよう、指導しています。
慣れないうちは、ダイビングそのものも、体の負担になっています。
オープンウオーターダイバーなどの講習を受けている間は、お酒はやめましょう。
また、講習が終わった後も、中性浮力に体が慣れるまでは、あまりお酒を飲まないことをおすすめします。
空腹でも満腹でもないようにダイビングと食事時間を調整する
空腹な状態や、満腹な状態は、船良い・波酔いしやすいです。
ショップで出してもらったランチがおいしくて食べ過ぎて、午後のボートダイビングでモドシテいるのを、時々見ます。
人知れず、水中でエサをやっている人もいるようで、水中に砕けた昼食が漂っているのも、見たことがあります。
朝食、昼食は、ほどほどの量にとどめておきましょう。
ボートではエンジンから離れて風通しが良く揺れの少ない場所を確保する
ボートに乗ると、できるだけ酔いにくい場所を確保しましょう。
それは、
エンジンから離れましょう。燃料の臭いが不快な酔いを招きます。
風通しの良い場所を確保しましょう。燃料やトイレの臭いから遠ざかるためです。
揺れが少ない場所を確保しましょう。
これはエンジンの近くだったりするので、燃料の臭いがない程度に、後方、ということになります。
船の前方は、波頭に当たって最も揺れる場所です。
ボートの上では遠くを見ていましょう
車酔いも同じですが、近くを見ていると酔いやすいものです。
ボートの上では、遠くを見ていましょう。
ただ、ボートの上で器材交換すると、どうしても気持ち悪くなってしまいます。
酔い止めの薬に頼る
これが本命ね。
ボートダイビングの経験は多い方だと思いますが、毎日薬を飲んでいます。
多くの薬は、酔ってから飲んでも効くようですが、ボートに乗る30分前くらいに飲んでおくと、気分悪くならずにすみます。
デイトリップの場合は、効き目が半日の薬で十分でしょう。
クルーズの場合は、1日効果がつづく、エスエス製薬のアネロン「ニスキャップ」を飲んでいます。
また、オープンウオーターの講習を受ける人同行する場合は、薬を飲んでおくようにすすめています。
作業や、浅場の生物を撮影する場合には、私自身も薬を飲みます。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
海水で肌が荒れる敏感肌だけどダイビング・スノーケリングしたい場合
スキューバダイビングやスノーケリングできれいな海を楽しんだ後で、肌荒れに困らされること、よくありますよね。せっかくの貴重な時間がお肌のトラブ…
この記事へのコメントはありません。